iPadが発表されました。数年間待っていたタブレットだけに何か仕込んでくることを予期していましたが単に巨大なiPhoneでした。しかも重めなので持ち運びはちょっときついかも。
しかしよく考えると、平日の自宅でWebブラウザ以外のアプリケーションなんてほとんど使いません。使うとしてもRSSリーダーやTwitterクライアントなどiPhoneアプリで代替できるものばかり。ただそれだけのためだけに毎日MacbookProを開いて電源をいれるのは面倒です。
そう考えるとこれもまた「あり」なのかもしれません。マガジンラックにでも乱暴に放り込んでおいて、ブラウザや各種リーダーやメールビューワとして素早く取り出して使うガジェットとしては悪くない。
キラーコンテンツであるはずのiBooksは日本版には搭載されないとの噂もありますが、本質的には文書ビューワです。出版社の革新に期待したいところ。漫画週刊誌が配信されるようになれば大ブレイクするのは間違いない、と思う。
ファミリーコンピュータやセットトップボックスが夢見た家庭用コンピュータが実現する可能性を持った代物であり、15年続いたMicrosoftの支配が崩れるきっかけにもなりうるデバイスだと思います。ですがブレイクするには一つか二つの、何かの要素が足りない。欠けている何かが埋まる事を期待しています。
できれば自分で埋めたいものですが。