なんとなく富士山に登ってしまいました。登山自体が初めての経験です。
天気に恵まれず、最初から最後までずっと雨でした。上に行くにつれ風雨は激しくなり、9合目以降は飛ばされそうなほど強い風と横殴りの雨の中を進む羽目に。8時間以上も動き続けて体力を消耗しきっている中進み続けるのはとても辛く大変なことでした。
登山はスポーツ気分でやるべきものではないのだなぁと痛感。でも富士山を制覇したという達成感は格別ですね。
以下、少しだけ写真。一眼レフを持っていきましたが、大げさに言えば極限状態であり、あまり写真を撮ることはできませんでした。
Canon EOS Kiss X2 EF-S18-55mm f3.5-5.6 IS ( F3.5 0.4秒 ISO400 )
7合目山小屋。
Canon EOS Kiss X2 EF-S18-55mm f3.5-5.6 IS ( F3.5 1/5秒 ISO800 )
8合目山小屋。
Canon EOS Kiss X2 EF-S18-55mm f3.5-5.6 IS ( F3.5 1/25秒 ISO400 )
8合目で食べた天ぷらうどん。暖かい食べ物のありがたさ。
Canon EOS Kiss X2 EF-S18-55mm f3.5-5.6 IS ( F11 1/160秒 ISO200 )
下山時の景色。
Canon EOS Kiss X2 EF-S18-55mm f3.5-5.6 IS ( F3.5 1/25秒 ISO320 )
頂上で買った手形です。
今後のために、今回持参した全持ち物リストと反省点を記しておきます。
持ち物リスト
☆:必須
○:あると良い
△:無くても可
×:不要
- 登山開始時の服装
- ☆バックパック(25Lくらいのもの)
- ○ペットボトルホルダー
- ☆ユニクロのドライメッシュT
- ☆Tシャツ
- ☆ナイロンのズボン(AIGLEにて購入)
- ☆登山靴(AIGLEにて購入)
- ☆登山用靴下(AIGLEにて購入)
- ☆キャップ
- △眼鏡
- 衣服類
- ☆レインウェア上下(AIGLEにて購入)
- ☆フリース
- ☆長袖シャツ
- ○薄手のパーカー
- ○替えのソックス
- ☆替えのドライメッシュT
- ☆軍手
- ☆手袋
- △ニット帽
- 食料品
- チョコレート1箱(ダース)
- おにぎり4個
- カロリーメイト(小)一個
- その他
- ☆トレッキングポール
- ☆ヘッドランプ
- △懐中電灯
- ☆500mlペットボトルx4
- ☆携帯酸素5L
- ○タオル
- ○日焼け止めクリーム
- ☆45Lゴミ袋x3
- ○ビニール袋数枚
- ○ティッシュペーパー
- ×ウェットティッシュ
- △トイレットペーパー
- ×ガムテープ少々
- ○電池
- ×一眼レフ
- ○予備SDカード
- △水準器
- ☆常備薬
- ○絆創膏
- ☆財布
- ○携帯電話
- 現地で買ったもの
- 軍手x2
わかったこと
- 靴は酷使することになるので登山靴は良い物を用意したほうがよい。ちょっと高いかなと思った靴でしたが、十分元は取れました。靴下も登山用のものを購入して大正解。最も負担が大きいのは足です。
- 防水手袋が必須。手が冷えると体力を奪われます。軍手も複数枚用意すること。山小屋で買った400円の軍手に救われました。
- トレッキングポールはほぼ必須。こんなものが要るのかと躊躇いながら購入しましたが相当に助けられました。T字型のものを2本用意するとベスト。
- 一眼レフの持参は判断ミス。とてもそんなものを使える状況ではないことがわかりました。防水型のコンパクトデジカメを取り出しやすい場所に入れておくとよいでしょう。
- 汗や雨で服が濡れると体力を奪われるので着替えが必要。雨で濡れることを考慮して替えの衣服類はビニール袋に入れておくこと。替えの靴下とタオルは濡れていて使えませんでした。
- 下山時の着替えと靴が必要。かなり泥だらけになるので、帰宅時に着る綺麗な服がないと車内を汚すことになってしまいます。近場の無印良品に駆け込んでサンダルを買いました。
- ザックカバーが必要。霧や雨になるとリュックの中身が濡れてしまうので必須。今回はゴミ袋で代用しました。が、完全ではなく濡れてしまった。
- レインウェアは良いものにすべき。新品のレインウェアを用意しましたが多少水がしみてしまいました。今回ほどの雨でなければ問題ないですが、多量の雨が降っても中に水がしみないものを用意した方が良いです。撥水スプレーをかけておくとなお良し。
- 酸素は重要。5L用意しましたがもっと容量が多くてもよいです。
- 甘い物はもっとあってもいい。チョコや飴をもう少し用意すべきでした。おにぎりは4個は多すぎです。2個で十分。空腹になるわけではないけれどもエネルギーが不足するという不思議な状況なのでお菓子が適しています。
- 雨だとあまり水分を必要としない。2Lが標準的な水分の消費量らしいですが、今回は1.5Lしか消費しませんでした。雨の場合にには暑さで汗をかくことがないのであまり水分を摂らなくても登れるようです。
- 夜間に登る場合にはヘッドランプが必須。真っ暗なのでこれがないと進めません。両手を使うシーンが多いので懐中電灯は全く役に立ちませんでした。
- バックパックは30L程度の大きさで良い。できればちゃんとしたものを用意すること。AIGLEでは40Lを勧められましたがそんなに大きくはないものでも問題はありませんでした。しかし登山用のものでないため、トレッキングポールやペットボトルを入れるところが無かったり、すぐに水が染みてしまったり、お菓子などの小物が取り出しにくかったりといろいろと不便がありました。不便=体力の消耗なので、ある程度しっかりしたバックパックがある方がよいです。
こんな感じです。他にもありますが、いろんな意味で良い経験でした。
最後に一つ付け加えると、
「雨の日は富士山に登るのはやめよう。」
です。富士山には、晴れている日に登りましょう。
コメント (2)
そんな豪雨なのに、中止にしなったところに男気を感じましたw
投稿者: Taeco | 2009年08月06日 08:49
日時: 2009年08月06日 08:49
そんな豪雨なのに、中止にしなかったところに男気を感じましたw
投稿者: Taeco | 2009年08月06日 08:49
日時: 2009年08月06日 08:49