長野は松本の友人宅に遊びに行きました。折角行くのだから何か見てみようということでベタに松本城へ。初めて行く土地なら取りあえず城。日本人だから。
大体が観光用に整備されすぎていて、そこにある柱や瓦や壁が当時のものなのか近代に再現したものなのかを疑問に思いながらガラスケースに納められた資料に目を通し早足に順路を進み、たどり着いた最上階から面白くもないただの近辺の町並みをながめて、なんとなく何かを見終えた気持ちになってただ帰るもの。それが城。日本のお城の天守閣ってそういうイメージです。
資料を見る限りでは松本城は日本に四つしかない国宝で、修復されてはいるが再建されたものではないとのことなので、これは貴重なものなのだと自分に言い聞かせながら梁や板の間をまじまじと眺めてきました。実際、柱の加工などはなかなかすごい。気がする。
でも改めて見るとただの民宿みたいだな。