以前、PCIにSATAを増設するカード(SD-SATA3114-150I)をもらっていたのでHDDを増設することにしました。マザーが古いのでSATAが非搭載なのです。
FreeBSDのSil3114チップ対応は微妙っぽいですが、対応はしている↓ようなので試しました。環境はFreeBSD 6.0。
# man ata | grep 3114 Silicon Image: SiI0680, SiI3112, SiI3114, SiI3512.
# dmesg | grep 3114 atapci1: <SiI 3114 SATA150 controller> port 0xbc00-0xbc07,0xb800-0xb803,0xb400-0xb407,0xb000-0xb003,0xac00-0xac0f mem 0xdffff800-0xdffffbff irq 16 at device 12.0 on pci0
取りあえずHDDをつないだSATAカードをPCIに挿して認識を確認、と。
次にsysinstallでフォーマットします。
# sysinstall FreeBSD Configuration Menu ->Configure ->Fdisk ->ad10に合わせてENTER ->Cキーを押してスライス作成 ->[OK]連打 ->Qで抜ける。 Install Boot Manager ->Standard ->「Select Drive(s)」に戻ってきたら、Cancel FreeBSD Configuration Menu ->Label ->Cキーを押してパーティションを作成 ->FS ->[OK] ->Wキーを押して書き込み ->警告は無視して[OK] ->Qで抜ける。 ->[Cancel] ->[X Exit Install]
これだけで、新しいディスクが初期化してマウントされた状態になります。便利♪
# df Filesystem 1K-blocks Used Avail Capacity Mounted on /dev/twed0s1a 1982798 119620 1704556 7% / devfs 1 1 0 100% /dev /dev/twed0s1e 3965678 54340 3594084 1% /tmp /dev/twed0s1f 222625660 193872222 10943386 95% /usr /dev/twed0s1d 3965678 462468 3185956 13% /var /dev/ad10s1d 473015558 6 435174308 0% /home1
直後の状態。/usr使いすぎでした・・・。
# vi /etc/fstab
# Device Mountpoint FStype Options Dump Pass#
/dev/twed0s1b none swap sw 0 0
/dev/twed0s1a / ufs rw 1 1
/dev/twed0s1e /tmp ufs rw 2 2
/dev/twed0s1f /usr ufs rw 2 2
/dev/twed0s1d /var ufs rw 2 2
/dev/ad10s1d /home1 ufs rw 2 2
/dev/acd0 /cdrom cd9660 ro,noauto 0 0
/dev/acd1 /cdrom1 cd9660 ro,noauto 0 0
次に自動的にマウントされるようにfstabに追加しておきます。(赤字の部分。)
あとは再起動後、動作を確認して完了。取りあえず60GB程書き込んでみましたが問題はなさそうです。
UNIXでのHDDの増設は初めてですが思ったよりも簡単でした。これでガンガンHDDを追加していくことができます。満足。ヽ(´ー`)ノ
参考
http://nhh.mo-blog.jp/ttt/2006/01/vmware_freebsd_8f58.html
http://www.jp.u4ia.net/contenz/FreeBSD/add_hdd.html